• 合唱教本
  • 重版

相澤直人・名島啓太:「合唱エクササイズ 指揮編1」(NAOTO & NAJIMA METHOD)

JPY: 1,200 yen

数量:
編・著者名
著:相澤直人・名島啓太
判型/頁
B5判/32頁
JAN
4962864894729
ISBN
978-4-7609-2846-0
シリーズ
合唱エクササイズ
発売日
2015.03.01
「合唱エクササイズ」の企画段階から派生した新しいシリーズ。合唱指導者が避けて通ることの出来ない「指揮法」についてを合唱の現場に焦点を絞り、より直接的・具体的に指揮についての理解を深めることを目的とした。二人の若手合唱指揮者のノウハウがたっぷり詰まった一冊。学生指揮者や教育現場などでも活用できる内容が満載である。

第1章 指揮法の基本的な考え方
   第1課 指揮が示す五大要素
   第2課 音楽の開始について
   第3課 指揮の図形
   第4課 拍点の示し方(アクティヴとパッシブ)

第2章 右手の基礎技術
   第1課 表拍の示し方/開始方法
   第2課 裏拍の示し方/開始方法
   第3課 拍の分割
   第4課 図形のサイズと形状
   第5課 演奏の終了方法
   コラム 合唱の指揮とオーケストラの指揮(相澤直人)

第3章 左手の型
   第1課 スタチュー(動作を伴わない方法)
   第2課 ミラーリング(右手と左右対象の動き)
   第3課 インディペンデンス(右手と左手の独立した動き)

第4章 フェルマータの型
   第1課 休止型
   第2課 アウフタクト型
   第3課 継続型
   第4課 ルバート(テヌート・リテヌート等)への応用
   コラム 合唱団という存在(名島啓太)


 グレード:中級
<まえがき>

 合唱指揮者に求められる様々な能力や技術のうち「指揮法」の占める割合は、全体のある一部分であるかもしれません。しかし指揮者が自在に自分の意図・意思を合唱団メンバーに伝えられるということは、練習の効率を良くし、逆に指揮者自身の音楽を常に自分で省みることが出来るようになることでもあります。その循環があって初めて指揮者と合唱団の成長と発展が期待できるとすれば、その意味で指揮法は極めて重要であり、合唱演奏において指揮法の習得は必要欠くべからざる領域であると考えられます。
 指揮法の指南書は日本が世界に誇る歴史的名著から実用的な入門書まで、実に数多く存在しますが、合唱演奏に焦点を絞ったものは少なかったのが実情です。そこでこのたび、従来指揮法として語られてきた内容を大胆に整理・改訂し、合唱の指揮者、指導者のために、より直接的・具体的に指揮について理解を深めていただくのを目的として書かれたのが本書です。
 執筆にあたっては、私たちが、これまでの経験をもとに踏み込んだ意見交換と議論を幾度となく交わし、内容を検討してまいりました。その過程で「指揮法」そして「音楽」そのものの奥深さを改めて痛感し、さらに精進を重ねていく覚悟を新たにしたところです。
 本書を手にされた方と、より充実した合唱音楽の実現のために、共に歩んでいくことが出来ましたら幸いです。

 
相澤直人・名島啓太
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相澤直人・名島啓太:「合唱エクササイズ 指揮編1」(NAOTO & NAJIMA METHOD)

JPY: 1,200 yen

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(c)edition KAWAI, a division of Zen-On Music Co., Ltd.