• 合唱教本

松平 敬:「合唱エクササイズ 発声編2」(MATSUDAIRA METHOD)

JPY: 1,200 yen

数量:
編・著者名
著:松平 敬
判型/頁
B5判/32頁
JAN
4962864890905
ISBN
978-4-7609-2841-5
シリーズ
合唱エクササイズ
発売日
2014.07.01
合唱団の練習のうち、前半のウォーミングアップの時間を利用して、合唱団のスキル向上のために簡単にできる著者秘蔵の練習メニューを公開。1ヶ月に1つの課題を決め、4回の練習でその課題を達成できるような練習メニューを考案している。
第2巻では、音程、強弱など、声にまつわる様々な要素を「整える」ことに重点を置き、合唱団の中でアンサンブルできる上質な声を作り上げることが本巻の最大のねらいである。

第1章 「音のかたち」を整える
  第1週 アーティキュレーション(音の表情)
          スタッカート、アクセント、テヌート
  第2週 強弱:フォルテ、ピアノ
  第3週 ことば(子音に意識をむけて)
  第4週 第1章のまとめ
  コラム 楽語の意味を再確認しよう。
第2章 音の高さを整える
  第1週 高音域、低音域を怖がらない
  第2週   歌い始めをずり上げない、歌いおさめがぶら下がらない
  第3週 (声だけではなく)ピッチも明るく
  第4週   第2章のまとめ
  コラム 自分の声に酔わないように
第3章 耳を整える(音を聴く)
  第1週 倍音を聴く
  第2週 音程をマネする(聴音)
  第3週 音程のイメージを正確に持つ:相対音感
  第4週 第3章のまとめ
  コラム 純正律(ア・カペラのすすめ)
 
〈まえがき〉

 アマチュア合唱団において、練習に先立って発声練習をすることは、いわば「常識」となっていますが、多くの場合、単なる「儀式」に留まっているのが現状です。声を暖める「ウォーミング・アップ」としてであれば、それでも無意味ではないのですが、合唱団のレベル向上を目指すのであれば、漫然と声を出すのではなく、何のために練習しているのか、ということをはっきりと意識することが必要です。
 呼吸法など、基礎的なテクニックの習熟を目的とした第1巻に対し、この第2巻では、音程、強弱など、声にまつわる様々な要素を「整える」ことに重点を置きました。大きな声、よく鳴る声が出せるようになっても、その形をきちんとコントロールできなければ、それは単なる雑音にすぎません。のど自慢ではなく、合唱団の中でアンサンブルできる上質な声を作り上げることが本巻の最大のねらいです。
 基礎的な発声技術をある程度マスターしている方なら、いきなりこの第2巻からスタートしても問題はありませんが、そうでない方は、まず、第1 巻の基本的な技術を身に付けてから本巻へ進むことをお薦めします。
 すでに第1巻を勉強された方なら、本巻の至るところに第1 巻と同じような注意事項が並んでいることに気が付くかもしれません。高度な内容になっても、基本的な技術の再確認が欠かせないからです。必要に応じて第1巻の内容を復習することも強く推奨します。
 本書は、毎週ひとつずつのレッスンを行い、1 章が1 ヶ月でマスターできるように構成してありますが、発声の特定の問題点を解決するために、それに対応した練習を順不同に取り上げて下さっても結構です。もちろん、個人練習や読み物としてのご利用も大歓迎です。
 物理的には薄い本ですが、そこに濃い内容を盛り込みました。本書が皆さんの練習の助けになることを願ってやみません。
                                        松平 敬

著者インタビュー

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松平 敬:「合唱エクササイズ 発声編2」(MATSUDAIRA METHOD)

JPY: 1,200 yen

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(c)edition KAWAI, a division of Zen-On Music Co., Ltd.